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アレルギーっ子も参加する「幼稚園の謝恩会のお弁当」

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卒業シーズン!

幼稚園では卒園児をお祝いする会が開かれます。

娘が卒園する時、謝恩会役員となって、園児、保護者、先生のお弁当を手配したときの体験を記事にします。

幼稚園の謝恩会とは?

 

卒園する園児達が主役、先生への感謝の気持ちを伝えたり、卒園式とは別に開かれる楽しい会です。

各幼稚園、保育園で独自に園児の保護者達が役員になって企画をしています。

娘の幼稚園では卒園児が記念品をもらい、みんな同じお弁当を食べ、歌ったり、劇をしたり
謝恩会では園児、保護者、先生が一緒に同じお弁当を食べます。

 

謝恩会のお弁当

お弁当屋さんを決める時、苦労する場合があります。

先ず、お弁当屋さんにアレルギーの子どもが居るということを伝えると、受けてくれる業者が少ないということ。

限られる予算、お弁当屋さんにしても、儲けは少ない、地元で何かあれば、商売を続けていけないと思うみたいです。

材料も国産にこだわり、地元の食材を使っているお弁当屋さん、お味も良かったのですが、、断られました。

結局、他の幼稚園、保育園、学校関係によく卸しているお弁当屋さんを利用することになりました。

「餅は餅屋」という言葉も有る通り、このお弁当屋さんはプロでした。

 謝恩会のお弁当屋さんのアレルギー対応

 

アレルギーっ子の情報としては、ヤマイモ、ピーナッツ、アーモンドに反応する子どもがいました。

アレルゲンを原材料には使わないことをリクエストして、お弁当屋さんの予約を取り付けました。

しかし、直前になって、コンタミ(原材料には含まれないものの、製造過程で混入してしまうアレルゲン)にも反応してしまう園児が居るとわかりました。

再度、お弁当屋さんに確認しました。

当日通常のお弁当作りも同時進行するらしく、厳密には揚げ油は別にできない。

和え物にピーナッツ油が混入する可能性は無いとは言えない、とのことでちょっと慌てました。

お弁当屋さんから言われたのがー

「コンタミにも反応してしまうアレルギーの子どもには、お母さんが安心なものを作ってもらうのが一番」

と、無償で子ども用に使うお弁当箱を提供、当日使用する食材、お弁当の配置を図と現物を見せて、見た目は全く同じものをお母さんが作ることになりました。

 

謝恩会当日

 

当日、お母さんが作ったお弁当をこっそり、アレルギーっ子の席に置きました。

見た目はそっくり。

芸術的!

 

会が終わってアレルギーっ子のママからメールをいただきました。

「みんなと同じお弁当で、楽しく過ごすことが出来ました。 ありがとうございました。」

よかった、よかった。

 

まとめ

幼稚園児はみんなと同じものを食べたいという気持ちがあり、謝恩会のような場面で一人だけ違うものを食べるというのは、子どもにとっては納得いかないこと。

子どもの心を理解してくださったお弁当屋さんに感謝

役員、そして、アレルギーっ子のお母さんに感謝です。

安全で、みんなと同じお弁当を食べさせてあげたいという周りの大人達の気持ちが大事なんだなぁ~と、つくづく感じました。

こういう積み重ねで、子どもとママは良い経験を積み重ねていってほしいです。

アレルギーは決して悪くない。

いろいろな経験を他の人よりも積み重ねることが出来るんです。

感動も一杯あります。

 

 

★このお弁当屋さんはチェーン店等ではありません。
地元のショッピングセンターに入っている小さなお弁当屋さんです。

 

 

安全に、楽しく、食事ができますように。

 

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