神奈川県横浜市の金沢八景駅前の「ベーカリーハウスアオキ」、1階は焼きたてパンのお店でずらりとパンが並び、2階はレストランです。
アレルギーの人は「ベーカリーハウスアオキ」を避けた方が良い理由を3点お知らせします。
実際に来店した時の店内のようす、店内スタッフの対応をそのまま客観的にお伝えし、不快な思いをする人がないよう、情報を共有できればと思います。
特に、小さなお子さんを連れてアレルギー確認をする場合、お店の人の対応に困惑する場面があると思いますので、どうぞ記事を参考にしてください。
1)手洗いの徹底がされていない
厨房のスタッフはパンを作る工程で、次の作業に移る場合、その都度手洗いをしていないということです。
例えば、ピーナッツを触った手を洗わずに、次のパンをこねる作業をする。
卵を触った手で次の作業をするなど、その都度手指の洗浄はしないとのことです。
つまり、厨房内で手は洗っていないので、混入は全てのパンにあるということです。
また、混入の度合いはかなり多い場合があり、コンタミの範囲内ではなく、原材料レベルで混入している可能性があるという内容の話をされました。
また、コロナ感染の対応はレジ周りのみで、パンがそのままトレーにのった状態、ビニール袋や飛沫防止のフィルムなどなく、トングで取れる状態で販売されています。(アレルギーでなくても気になるところです)
2)アレルギー表示がない
パンの名前と価格を書いてあるタグ(値札)にアレルギー表示はありません。
特定原材料7品目(小麦、乳製品、卵、そば、落花生、えび、かに)だけでも表示しているところがほとんどですが、スタッフに尋ねると、「このお店はアレルギー表示をするお店ではないので」という返答でした。
アレルギー表もありません
アレルギー表示 | 無し |
アレルギー表 | 無し |
3)食物アレルギーの知識がない
食品を扱うお店なのに、スタッフにアレルギーの知識がありませんでした。
原材料に含まれるか含まれないか、コンタミ(コンタミネーション)の意味、製造ラインで混入という意味、知識がありませんでした。
「手を洗っていないので、どのくらい入っているかわからない、アレルギーの知識がないので、わからないが、どのパンも全て入っている可能性がある」とのこと。
食品表示法では、全ての食品にアレルゲンが入っているかもしれないと利用者に言うことは、いたずらに消費者の選択肢を狭める行為であるため、禁止しています。
「ベーカリーハウスアオキ」では、どの程度のアレルゲンが入っているかという疑問にも全てに入っている可能性があるという返事でした。
まとめ
「ベーカリーハウスアオキ」の場合、アレルギー確認をしようとすると、アレルゲンがどれだけ混入しているか分からないということしか言えないようです。
特に、小さなお子さん連れで、パン屋さんに入りたいと入店してしまった場合、お店の対応に困惑する場面があるかもしれません。
パン屋さんも値札に卵や乳など、アレルギー表示をし、コロナ禍では個包装しているお店がほとんどですので、アレルギー表示のあるお店で買う方が安全です。
外食でアレルギー確認をしようとすると、ごく稀に全ての食品に混入しているので、アレルギーの人は利用しないでほしいというお店に出会うことがあります。
15人に1人はなんらかのアレルギーを持っている現在で、食品表示法で罰則規定もあることを知らずに接客、営業しているお店については、入店を避けることが賢明だと思います。
「ベーカリーハウスアオキ」も衛生、アレルギーのスタッフ教育、食品表示法の遵守ができるお店に生まれ変わってほしいと思い、記事にさせていただきました。
こういうお店ばかりではありません。
ほとんどのお店はアレルギー表示、アレルギー表で対応してくれます。
情報をシェアして楽しい外食をしましょう。
外食(レストラン、飲食店でアレルギー確認した情報)を知りたい方は
外食のアレルギー情報をご覧ください
デリバリー(出前のアレルギー確認早見表)を知りたい方は
デリバリーのアレルギー情報をご覧ください。